第1回 モチベーションとは
- nakagami94
- 9月1日
- 読了時間: 2分
更新日:9月18日

MR教育にかかわらず、モチベーションは何らかの行動を起こすときに重要な要素ですね。
第1回目は、このモチベーションをテーマに語っていきます。
モチベーションの定義
最初に、モチベーションを定義しておきましょう。
このブログでは、3つの側面からモチベーションを次のように定義したいと思います。
① 行動を始めるときの要因 ⇒ 動機
② 行動の方向性を決める要因 ⇒ ゴール・目標
③ 行動を継続させる要因 ⇒ 努力
つまり、まとめると「なぜ、人はある行動をするのか?そして、その行動をどう継続する
のか」を説明するための概念です。
MR認定試験で例えると、定義①は「立派なMRになって、患者さんの健康に貢献したい」、「医療関係者といっしょになって、人々の役に立っていきたい」といったことや、俗っぽいことでいえば「評価されて給料アップしたい」という動機もあるかもしれません。
定義②は「MR認定試験に絶対合格する」というゴールや「目の前の模擬試験でAランクに入る」などといった目標、定義③は「決めたことはやりきる」というセルフコミットメントや、これも俗っぽいことをいうと「合格して、好きな人から「すごい!」って褒められたい」というのもあるかもしれませんね。いずれにしても承認されたい(自己承認/他者承認)ということですね。

モチベーションは気分次第なのか?
さてモチベーションは、よく日常で「モチベーションが上がってきた!」あるいは
「下がってきた…」と言うことがあります。
ここで質問です。モチベーションって上がったり下がったりするものなのでしょうか?
それとも、持つ(心の中に存在している)ものなのでしょうか?
これは、どちらも正しいといえます。このブログでいう定義①は持つ(心の中に存在している)ものという要素が濃く、定義③は上がったり下がったりするものという要素が濃く、
定義②はその中間というイメージでしょうか。
まとめ
したがって、自分自身のモチベーションを高めたり維持するには「動機を意識すること」、「目標・ゴールを明確かつ認識しておくこと」、「自己承認(自己肯定)すること」の
3原則が重要ですね。
次回は、もう少し深堀りした話しをしたいと思います。
プロネスティ株式会社
代表取締役 中上 博之
