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第6回 効果的な勉強・学習①

  • nakagami94
  • 10月6日
  • 読了時間: 3分

更新日:9月24日


効果的な学習法についての書籍は多く世に出版されていますが、学生対象のものが多いですね。内容的に学生であろうと社会人であろうと、共通する方法は多々あります。しかし一方では、理論的には「この方法がいいのはわかるけど、実際、仕事をもっている環境では…」ということもありますよね。

このブログでは、特にMRという職種を念頭においての学習のコツをいくつか紹介していきます。


記憶のメカニズム

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脳は、新しい情報や知識が頭の中に入ってくると、まずは短期記憶しますが、誰もが経験しているように時間とともに失われていきます。忘却するわけですね。

この短期記憶を長期記憶にするための基本は反復です。

「そんなことは、いわれなくてもわかっているよ。」という声が聞こえて来そうですね。

では、反復以外に意識しておいたほうがいいキーワードは何だと思われますか?

 

反復・理解・感情

それは、この見出しのキーワード、反復・理解・感情です。この3つのキーワードについて、数回に分けて、深掘りしたお話しをブログで発信していきます。

今回は、深掘りしたお話しの前に、この3つのキーワードの前提となる知識の入口についてのポイントを2つ紹介します。

 

知的好奇心を日常から

新しい情報や知識を頭にin-putする入口は「興味・関心」があるかどうかが重要です。そもそも興味・関心のないものは端から頭に入ってこないですよね。入口のドアすら開けていないイメージです。

逆に、「興味・関心」があれば能動的にin-putしようとしますね。

したがって、1つ目は意識的に興味・関心をもつことです。日常から「知的好奇心をもつ」ように心がけてみてはいかがでしょう。


2つ目は自分の脳のキャパシティは無限大とイメージすることです。勉強を始めるときに「こんな分厚いテキストの内容、覚えられるわけない」というようなネガティブ気持ちで机に向かってみてもうまくいきません。

ちなみに、皆さん、人間の記憶容量はどれくらいあると思われますか?

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それこそ知的好奇心をもってAIで調べてみると、約1PB(ペタバイト)だとか!

私はGB(ギガバイト)、TB(テラバイト)までは聞いたことありましたが、ペタバイト(1PBは1テラバイトの1000倍)は初耳でした。

これを考えると「自分の脳のキャパシティは無限大とイメージする」と書きましたが、実際には、ほぼ無限大に近いキャパシティがそもそもあるんですよね。人間の脳ってスゴイ!と思います。

 

具体的アクション

前述2つの点の具体例として、私の例でお話しして締めくくります。

1点目は、例えばヤフーニュースでも電車の吊り広告でも何でもいいのですが、日常からほんの少しでも「?」と感じたらスマホのAI(私はGeminiを愛用)で調べるようにしています。これは、意識的に興味・関心をもつためのトレーニングと捉えています。


2点目は、いざこれから机に向かって勉強しようとするときに、いきなり始めるのではなく、深呼吸しながら、とても広い景色(例えば水平線しかみえない海原や宇宙空間)をイメージしています。そして「できる!できる!」とつぶやきます。こうすることで、気持ちを落ち着け、モチベーションを高めてから勉強をスタートしています。

あくまで1例として参考までに…。


プロネスティ株式会社

代表取締役 中上 博之

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