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第17回 ストレス② ストレスの認識
ストレスは、必ずしも嫌なこととか避けたいことばかりではなく、いいストレスもあることを前回でもお話しました。ストレスを感じたときに、いいストレスと認識するのか、悪いストレスと認識するのかで、気持ちの持ち方がかわってきますよね。 なるべくいいストレスと認識できるような心がけというか、考え方にしていく話し数回に分けて話していきます。まずは、ストレスの認識についてです。 ストレスを分解してみよう (ネガティブな)ストレス反応を引き起こす原因を「ストレッサー」といい、ストレッサーにより惹起される脳内や身体内の変化を「ストレスメディエータ」といい、これらを認識した状態が「ストレス」となります。「ストレス反応」と「そのストレス反応を認識していること」は脳内では異なる仕組みを使っているそうです。 小難しい話しは横に置き、例えばヘビやイグアナなどの爬虫類動物が目の前にいたら、あなたはストレス反応(とっさに気持ち悪いと避けたり!、悲鳴をあげるとか!)を起こしますか? 私はヘビは苦手なので、このようなストレス反応を起こします。しかし、全員がそういう反応を示すわけでもな
1 日前


第16回 ストレス① 多様性
ストレスという言葉を聞いたとき、皆さんはどうお感じになられますか? 一般的には多くの方は、右のイラストのように、圧を感じたり、嫌なことといった総じてネガティブな印象をもたれるのではないでしょうか? 私もその一人で、ストレスと聞くと、真っ先に思い描くのはネガティブなニュアンスで、行動するときのパフォーマンスを下げる何かと考えがちです。 しかし、ストレスは場合によっては、パフォーマンスが上がることもあります。 つまり、ストレスはいい点もあれば悪い点もあるということですね。 自他のストレス反応の違い MR研修講義のアイスブレイクでよく「制限時間30秒で、このクイズを解いてみましょう!」的なことをしたりします。ここでのストレスは制限時間30秒という縛り(プレッシャー)ですね。この制限時間30秒を言う、言わないで受講者たちの反応が変わってきます。 「制限時間内に絶対解いてやるぞ!」と集中力を高める人もいれば、「30秒しかない…どうしよう」と焦ってしまう人、または「30秒で解くなんて無理!」とすぐにあきらめてしまう人も中にはいます。このように、ストレス反応は
12月16日
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